2021/09/21 17:47 ウェザーニュース
今日9月21日(火)は「中秋の名月」です。今年は8年ぶりに満月と同日のため、ほぼ真ん丸なお月さまが楽しめます。
今夜は東北や北陸、山陰ほど晴れやすく、お月様を見られるチャンスがあります。
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もともと旧暦では1年を3か月毎に分けて、1月〜3月を春、4月〜6月を夏、7月~9月を秋、10月〜12月を冬としており、秋の真ん中にあたる8月15日を中秋とし、その日に見える月を中秋の名月として愛でるようになりました。
この中秋の名月を愛でる習慣は平安時代に中国から伝わったとされており、現在でも中国では中秋節として祝日とされ、重要な行事の一つとされています。
このように習慣となった旧暦の8月15日に月を鑑賞する中秋の名月ですが、現在用いられている新暦では旧暦から約1か月ズレているため、9月や10月に中秋の名月を迎えます。
旧暦は新月の瞬間を含む日を「○月1日」としていて、旧8月15日の夜が「中秋の名月」「十五夜」となります。
一方で月の満ち欠け(見え方)や「満月」は、月、地球、太陽の位置関係で決まるため、新月から満月までの日数は変動し13.9〜15.6日かかるので、旧暦15日とは合わないことが多いのです。
今年は中秋の名月と同日の朝に満月の瞬間を迎えたため、ほぼ真ん丸な中秋の名月を楽しむことができています。前回、中秋の名月と満月が同日となったのは2013年なので、8年ぶりのこととなりますが、今年からは3年連続で同日になります。
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edoriverさん(2020年の中秋の名月)