岸田首相、看護や介護など恒久的に3%賃上げ表明 来年から順次
岸田総理は、看護や介護、保育などの現場で働く人の賃金を、来年2月から恒久的に3%引き上げることを表明しました。
岸田首相
「介護、保育、幼児教育などの現場で働く方の給与を、来年2月から恒久的に3%引き上げます。看護は来年2月から1%、10月から恒久的に3%引き上げます」
岸田総理は会見で、看板政策である「新しい資本主義」の分配政策について、「企業が賃上げしようと思える雰囲気を醸成することが重要だ」との考えを示しました。その上で、「国が率先して公的価格の引き上げを行う」と述べ、看護や介護、保育などの現場で働く人の賃金を、来年2月から恒久的に3%引き上げることを表明しました。
また、中小企業が賃上げをした場合に適切に価格転嫁ができるための「政策パッケージ」を、今月27日に取りまとめることも明らかにしました。