M1 Pro, Maxは買わない方いい!という記事内容ではなく、私なりに公式サイトを見てみて「この部分ってどうなのかな?」と思った点をいくつかまとめてみた。[@appleshinja_com]
2つの懸念点
1、冷却性能
これは多くの人が懸念していることだと思うのだが、冷却性能が不安。
まぁ、買っていない私が言うのもなだが、例え私が購入していたとしても「ちゃんと冷却されて存分に性能を発揮させることができるかなぁ。」と思うだろう。
あれだけのハイスペックPCだからこそ、ちゃんと性能を発揮できるかどうかは疑問。
Intel製チップ搭載のMacの中には「ほら見て、冷凍庫に入れると性能を発揮できるよ。」という冗談みたいな海外レビューが出回っていたこともある。
M1 Pro, M1 Maxがその最高峰の性能を発揮できるかは冷却性能がどれほどあるかどうかが重要になりそうだ。
2、バッテリー持ち
公式サイトを見てみるとバッテリー持ちは以下のようになっている。
M1 Pro, Max
→最大11時間のワイヤレスインターネット
M1
→最大17時間のワイヤレスインターネット
6時間も違う。
高性能化すれば消費電力も増えるため、仕方ないと言えば仕方ないのだが、M1のバッテリー持ちが脅威的だったのでその良さが完全になくなってしまったのは残念。
また、これはApple好きの共通認識なのだが、
バッテリー持ちの公式値は当てにならない。
その数値よりも短くなることがほとんど。
ということは知っておいて欲しい。
場合によっては2〜3時間くらいしかバッテリーが持たない可能性もある。実際、2016年版の15インチMacBook Proは発売当初、2時間くらいしかバッテリーが持たないことでネット上がザワザワしていた。
2つの不思議な点
次に懸念点とは言えないまでも、「ん?」と思ってしまう不思議な点を2つ。
1、端子は何のため?
「HDMIが戻ってきたぁ!」
「SDカード端子最高!」
などの声はたくさん聞こえてくるのだが・・・そういうネットの声はこう、、、なんというか浅はかな気がする。
実際は本物のプロの現場がどうなってるかが重要だと思う。Appleが「なんとなくこれが欲しいんでしょ。」と浅い考えで端子を復活させるとは考えづらい。
- 音楽
- 映像
- 写真
この3つのクリエイティブな現場で端子が求められているのかな?と予想してみたり。
ただ・・・こういった業種の方々から「端子が欲しい!」というコメントは私のブログ・Youtubeなどを通してみても1つも届いたことがない。
(うーむ、、)
と思っていたら1つ思い当たることがあった。
それが、”M1 Macは外部機器と接続するとうまく動かない。”という声だった。特に音楽系の方々からその声が届いている。
DJさんがM1を避ける1つの要因として機材をUSB-Cハブを通して接続すると音楽が止まる?可能性があるという話も聞いたことがある。
また、以前にハブを通して充電をしたりすると本体が故障するというバグが連発してOSのアップデートで改善させたということもあった。
もしかしたら、端子復活は現場の意見に合わせて搭載したというよりも、「AppleシリコンとUSB-Cハブを通した外部機器との接続は相性が悪い」ということに気付いたのでそのように対応したのかもしれない。
つまり、直挿の方が安定するということ。
この可能性が高いかなぁと勝手に予想してみた。
2、デザイン
絶望的すぎる。
私が欲しくならなかった最大の理由がこれ。
多分買ってもワクワクできないだろうなぁ、、、と本当に悲しくなった。
イベント中はヤバい人もチャットに参加しているのであまり言えなかったのだが、
(マジか・・・これは欲しくならんわ・・・)
と心の中で思っていた。
とりあえずスペックをぶち込みました系のマシンで悲しい。
それならWindows機でいい。
というか、それならVaio Zを買う。フルカーボンが美しすぎる。
買った方も多いのであまり言わない方がいいとは思うのだが、ブログでは好き放題書き続けているのでちょろっと触れてみた。
欲しい!
このデザインが好き!
このMacを持ち運びたい!
というコメントが1つも入ってこないのが何よりの証拠。
デザインや所有欲ではなく「うぉぉぉ!スペックすげぇぇ!」というスペックを求めていた人たちにとってのMacなので当たり前と言えば当たり前なのだが。
そもそもデザインなんて好みでしかない。無難ではあるが悪くはないし、デザイン変えてまともに動きませんでしたではシャレにならないので、「初号機として可愛い。」と思えば良くも見えてくるかも。
ちなみに私は元自作ユーザーの元スペック勢ではあるが、Macにそれは求めていない。
今日のお告げ「次は・・・3月?」
さて、Appleのイベントは2021年はもう全て終わった、と思う。
となれば次のイベントは3月か。楽しみ。
ただ、サプライズイベントがまだ来る可能性はある。
27インチiMacの後継機とiMac ProとMac Proがまだ来ていない。
Appleの最上位モデル。
Appleの答えがまだこの先に待っている。
M1 Maxを遥かに上回るスペックを見てみたい。
そして、凄まじく美しい筐体のMacを出して欲しい。
私は外ではそこまで動画編集をしないのでデスクトップPCのMacを1点狙い撃ち。来年までお預け。貯金を頑張ろう。