中央分離帯にしては大きすぎる、広大な草っ原が敷地にある道路が各地に存在します。その空き地を整備する計画が進んでいるところもあれば、別の用途へ一時的に転用する例も。空き地が物語る“計画”を探ります。 多摩丘陵を貫く未完の「大幹線」 ようやく 東京の多摩丘陵を貫く幹線道路、そのど真ん中に長らく放置されていた巨大な空き地が、姿を変えつつあります。 東京都建設局が2021年7月、都市計画道路「南多…