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ニシキツノガイで作られた日本最古の着色された装飾品。沖縄県南城市のサキタリ洞遺跡で発見された=那覇市の沖縄県立博物館・美術館で2021年10月21日午前11時17分、喜屋武真之介撮影
沖縄県立博物館・美術館(那覇市)は21日、沖縄県南城市のサキタリ洞遺跡で、旧石器時代の約2万3000年前の地層から日本最古の着色された装飾品が出土したと発表した。ニシキツノガイの貝製ビーズ(縦約13ミリ、幅約8ミリ)に赤色顔料が塗られているのが確認された。これまで国内では約1万5000年前以降の縄文時代の遺跡で顔料が塗られた土器や装飾品が見つかっているが、旧石器時代では初めて。旧石器人の文化を考える貴重な手がかりになる。平城宮跡に8世紀の大型建物跡天皇の別邸 全文
毎日新聞 10月21日 18時13分