住民投票条例案は否決されましたが、やはりあのくおりてぃぺぇぱぁが…
武蔵野市外国人住民投票条例否決
NHK 外国籍住民 参加認める住民投票条例案 否決 東京 武蔵野市議会 2021年12月21日 20時47分
東京 武蔵野市が提出した実質的に外国籍の住民も日本国籍の住民と同じ条件で参加を認める住民投票の条例案が21日、市議会の本会議で採決が行われ反対多数で否決されました。
武蔵野市の松下玲子市長が市議会に提出した常設の住民投票の条例案は「多様性のある市民の力を生かしたい」などとして、投票資格を、3か月以上市内に住所がある18歳以上とし、実質的に外国籍の住民も日本国籍の住民と同じ要件で参加できるとしたものです。条例に基づく住民投票のため法的拘束力はありませんが、外国籍の人の参加について市民以外にも国会議員が発言するなど大きな注目を集めています。
21日市議会の本会議が開かれ、今月13日の総務委員会での審議では条例案が可決されたことが報告され、議員からは「市民自治が大きく前進することが期待できる」などとする賛成の意見や「外国籍の住民の投票は一定の基準が必要である」などとする反対の意見が出されました。
そして本会議での採決が行われ、賛成は立憲民主や共産の会派など11人、それに対し反対は自民や公明の会派など14人で反対多数で否決されました。
東京都武蔵野市が法的拘束力の無い住民投票制度の創設に際し、外国人に対して日本人と同じ条件で投票権を付与する内容を含む条例案が武蔵野市議会で否決されました。
本条例案の違憲の可能性について判例との関係を踏まえて以下で整理しています。
朝日新聞「日本は閉鎖的という印象を与える恐れ」
「日本は閉鎖的という印象を与える恐れ」 外国籍の住民投票案否決 https://t.co/3qZwGE6dNT
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) 2021年12月21日
外国籍の住民にも開かれた武蔵野市の住民投票条例案が市議会本会議で否決された。外国人参政権について研究してきた近藤敦・名城大教授(憲法学)に話を聞いた。
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外国籍の住民の参加を「在留期間3年以上」などに絞るべきだという反対派の主張には一定の説得力があった。
だが、参加そのものを「違憲の疑い」「国益を損なう」と批判した反対派の主張はこじつけで、普遍性に欠けていた。
今回、首都東京の中にある市で外国人の参加を認める住民投票条例案が否決されたことで、日本は閉鎖的な国だという印象を海外に与える恐れがあるだろう。
武蔵野市は今後、「在留期間3年以上」といったふうに資格の範囲を絞るなど、条例案を修正して、再提出したらどうか。
朝日新聞は「日本は閉鎖的という印象を与える恐れ」などという意味不明の発言を紹介しています。発言主は近藤敦・名城大教授(憲法学)ですが…
自衛隊が憲法違反という見解で改憲に反対の近藤敦教授
近藤敦教授というのはどういう考えの人なんだろう、ということで、分かりやすいのが自衛隊や憲法改正に対するスタンス。
自衛隊の存在自体が憲法違反だ、と言いながら、改憲に反対。
これだけで日本国の統治機能について何も責任を持たない人なんだなと。
それ以外の憲法学者や別の対象についての見解については以下がよくまとまってます。
晴川雨読 2020年12月13日 その憲法学者は信用できますか?憲法学者/意見一覧
武蔵野市長の松下玲子は条例案を修正して再提出するのか?
松下市長「条例制定の思い、変わりない」 外国籍の住民投票案否決 有料会員記事 井上恵一朗2021年12月21日 17時18分
複数媒体で「再提出検討」の文字がタイトルで踊っていますが、朝日新聞での紹介の仕方は以下
常設の住民投票制度を確立するには、別途、条例を定める必要がある。結果を受け止めながら、今後さらなる検討を重ねてまいりたいと思います。
常設の住民投票制度の確立と、その投票権者に外国人を含めるかは別の問題で、これではどういう意味なのかよくわからない。
また、本人は以下述べているが…
再提出検討とは言って無いです。議会の議決を重く受け止め、この間の議会における審議や、市民の皆さまからいただいたご意見を踏まえ、今後の対応を検討します。と話しました。
— 松下玲子 (@matsushitareiko) 2021年12月21日
「再提出検討とは言ってない」と言うが、この場合の「再提出」が、「まったく同じ内容のものを提出する意味ではない」という趣旨なのか、たとえば投票資格要件を厳格化した上で再度周知して提出することは排除していないのか、定かではありません。
こうやって「言葉の上では嘘は言ってない」という態度を取り続けている以上、市民を騙し打ちしたという評価を覆す訳にはいかないですね。
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