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アメリカ軍が8月、アフガニスタンの首都カブールで行った空爆は誤爆だったと認め、子どもを含む市民10人が死亡したと発表したことについて、ホワイトハウスの報道官は「悲劇的だ」としたうえで、徹底した調査を行っていく考えを示しました。

アメリカ軍が8月、アフガニスタンの首都カブールで、過激派組織IS=イスラミックステートの地域組織による攻撃の脅威を取り除くためだとして行った、空爆をめぐっては、アメリカ中央軍の司令官が誤爆だったと認め、7人の子どもを含む市民10人が死亡したと発表しています。

これについてホワイトハウスのサキ報道官は20日、会見で「バイデン大統領は悲劇的なことだと考えている。市民の犠牲はいつだって悲劇的だ。大統領は継続的な調査に同意している」と述べ、誤爆に至ったいきさつについて、徹底した調査を行っていく考えを示しました。

一方、関係者の処分について質問されると、サキ報道官は「空爆が行われた当時の状況を頭においておくことも重要だ。あの時、現地ではアメリカ軍に対する攻撃の脅威があった。処分がどうなるかを予想することはしない」と述べるにとどまりました。