ことし7月、静岡県熱海市で起きた土石流は斜面の「盛り土」が崩落し、被害を拡大させたと見られています。盛り土の崩落は、この20年余りで全国で少なくとも40件以上起きていることがNHKの調査で分かりました。盛り土をめぐっては、一律に規制する法律はなく自治体が条例で対応しているのが実情で、罰金の額や行政指導にも限界があるとして、道府県からは法整備を求める声が相次いでいます。
ことし7月、静岡県熱海市で起きた土石流は斜面の「盛り土」が崩落し、被害を拡大させたと見られています。盛り土の崩落は、この20年余りで全国で少なくとも40件以上起きていることがNHKの調査で分かりました。盛り土をめぐっては、一律に規制する法律はなく自治体が条例で対応しているのが実情で、罰金の額や行政指導にも限界があるとして、道府県からは法整備を求める声が相次いでいます。