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 東京都は20日、新型コロナウイルスのモニタリング会議を開き、自宅療養中の死者が1週間で5人に上った状況を専門家が「深刻な事態となっている」と指摘し、自宅での体調悪化を早期に把握して速やかに受診できるフォローアップ体制を強化する必要があるとした。重症の入院患者の増加により、医療全体が機能不全に陥っているとの認識も示された。

 都内の自宅療養者は療養先が調整中の人と合わせて20日時点で3万8785人。死亡した5人は30代と40代、70代が各1人、50代が2人だった。18日時点では保健所が入院が必要と判断してもすぐに入院できなかった患者が461人に上った。