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とかく女性はやることが多いですよね。仕事だけ頑張っていればいいわけでもなく、家事や子育て、やることだらけだぁという気分で過ごす人も多いのでは。人気カウンセラーの山根洋士さんにそんな心理との向き合い方について教えていただきました。

いつも忙しくしてしまう人の心理とは

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あれもやろう、これもやろうと思いつくのに、すぐに手が付けられなかったり、先延ばししてしまっていたり。はたまた、スケジュールに毎日何かしら予定が入っていないとダメだという気分になりますか?

学生時代は、バイトの予定や彼とのデート、お友達とのショッピングや習い事にサークルの予定でビッシリと埋められていたスケジュールで楽しかったけど、社会人になっても、スケジュールに余白のない日々を送るのが普通になっていたりしませんか? 結婚して子供も生まれればなおさらです。

仕事だけでも忙しいのに、家に帰れば家事も満載で、毎日のタスクを片付けるだけで負われていて、他にも整理したいところや、自分の為の時間とかやりたいことがあるのに、ずっと手が付けられずにいる、といった具合です。

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「あ~、他にもやらなきゃならないことがあるのに、何やってるんだ、わたし…。なんでこんなに忙しいんだろ」と思ったりしちゃって。やる事がなくなってしまうと不安になってはいませんか?

自己肯定感が低めのままだと「忙しい自分には価値がある」「暇な自分には価値がない」と、忙しさと自分の価値を結びつけてしまうことがあります。

・予定が埋まっていると安心で、やることが無くなると不安になってくる
・休日も家事や遊びの予定で埋めてしまい、心からリラックスできない
・忙しく充実した日々を送っているはずなのに、どこか満たされない

これも1つの心のクセ(メンタルノイズ)です。いわば「くつろいではいけない」という心のクセが知らず知らずの内に発動しているのです。

忙しさから抜け出すコツは?

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このノイズを解消するには、「それらは本当にやらなくてはいけないことなのか」と、考えてみましょう。そして1日にそれらをひとつずつ減らしていく作業をしていきます。

TO DOリストではなくTO STOP(止めてみる)リストを作ってみるのです。

「くつろいではいけない」ノイズの人は無意識に忙しくしてしまうので、あえて「暇」を作ってみてください。忙しいという字は、「心を亡くす」と書きます(以前どこかで聞いた金八先生のような語録ですが)。

余白という「暇」も、ひとつの幸せの形です。

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山根洋士先生の著書「自己肯定感低めの人」のための本(アスコム)が発売中。自己肯定感や心のノイズについて知りたい方はチェックしてみてくださいね。

「自己肯定感低めの人」のための本(アスコム)

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