オトコ映画論#125
スティーヴン・ケイブル・ジュニア監督作品『クリード/炎の宿敵』(2018)
×ビル・コンティ『ロッキーのテーマ』
『クリード』シリーズは、あの『ロッキー』シリーズのスピンオフ。
1985年の『ロッキー4/炎の友情』(原題Rocky IV)で、ロッキー・バルボアの最大のライバルであるアポロ・クリードは、ロシアの王者イワン・ドラゴと対戦。壮絶なファイトを繰り広げた末に、そのまま帰らぬ人となった。
あれから遠く歳月は流れ、ついに息子同士がリングに上がる。2015年の前作『クリード/チャンプを継ぐ男』(原題Creed) で、ロッキー・バルボア(シルヴェスター・スタローン)のサポートを受け、一人前のボクサーへと成長した亡きアポロの息子、アドニス・クリード(マイクル・B・ジョーダン)。
対する相手はドラゴの息子、ヴィクター・ドラゴ(フロリアン・ムンテアヌ)。ウクライナの過酷な環境から勝ち上がって来た最強の挑戦者だ。アドニスにとっては、父アポロを殺した、いわば宿敵となる。
『ロッキー』シリーズのスピンオフなんだけど、クライマックスでは、『ロッキーのテーマ』が流れて、大盛り上がり!はByron(バイロン)で公開された投稿です。