macOSにインスパイアされたFreeBSDベースのオペレーティングシステム「helloSystem」の最新版「helloSystem 0.7」が公開されました(Phoronix)。
helloSystemは、Appleのオペレーティングシステム「macOS」をモデルとした独自のデスクトップUIを含み、”macOS of BSDs”となるべく開発が進められています。
helloSystem 0.7は、ベースシステムがFreeBSD 12からFreeBSD 13-RELEASEに変更となり、ハードウェアサポートと機能性が向上しています。
また完全に新しく設計されたライブシステムにより、起動時間が改善し(従来比3倍の速度で起動)、より小さなサイズのISOファイルや、初期RAMディスク使用量の削減、 その他の改良が施されています。
exFATファイルシステムの初期サポートや、NVIDIAレガシードライバの同梱による古いNVIDIA GPUとの互換性の向上、開発用ファイルの個別ダウンロード、およびその他のコアシステムの改良も行われています。デフォルトのFalkonブラウザに加え、Chromium / Firefox / Thunderbird がサポートされ、キーボードショートカットの拡充によって、デスクトップの改善も行われています。
最新版のISOファイルやUSBイメージのダウンロード、および詳細はGitHubから可能です。