静岡県熱海市で7月に起きた大規模土石流をめぐり県が18日に公表した行政文書からは、不適切な盛り土を問題視した市が措置命令や停止命令を検討したものの、最終的に見送っていたことが明らかになった。約10年前から数度にわたり崩落が起き、県が把握していたことも判明するなど、改めて「人災」の色合いが強まり、遺族は憤りをあらわにした。
静岡県熱海市で7月に起きた大規模土石流をめぐり県が18日に公表した行政文書からは、不適切な盛り土を問題視した市が措置命令や停止命令を検討したものの、最終的に見送っていたことが明らかになった。約10年前から数度にわたり崩落が起き、県が把握していたことも判明するなど、改めて「人災」の色合いが強まり、遺族は憤りをあらわにした。