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 【北京共同】北朝鮮外務省は21日、国連総会第3委員会(人権)が同国の人権侵害を非難する決議を行ったことに反発し「わが国のイメージに泥を塗ろうとする重大な主権侵害行為で、強力に糾弾、排撃する」とする報道官談話を発表した。朝鮮中央通信が報じた。人権侵害は存在しないとし、国連が内政干渉と体制転覆を図る場に悪用されていると指摘した。

 談話は、北朝鮮が「人民大衆第一主義」を掲げ、住民の権益を最優先に考えていると強調。決議採択を進めた国々こそ人種差別などが横行していると主張した。