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JJ_BoyJJ Boy も San Francisco 拠点に活動をしていた人で、97年に Mil Ticket Records というレーベルから1枚のアルバムをリリースしています。このアルバムが人気の高いアルバムだったのですが、その後の活躍が無いのが残念です。JJ Boy については詳細は分からないのですが、人脈的には同じ San Francisco の Herm や Hitman (of RBL Posse) などと近い人のようです。

写真は、唯一のアルバム “The Miser”(1997年)です。このアルバムは Irie がプロデュースを手掛けたアルバムで、ゲストには Hitman (of RBL Posse)、Rick G、Lil Dank などが参加しています。音的にはミドルからスロー・テンポのファンクからグルーヴィーなファンクと良曲の揃った質の高い G-Funk アルバムだと思います。全体的に少し渋めの感じですが、90年代中後期のベイ・ファンク好きの人にはオススメのアルバムだと思います。中ではミドル・ファンク “War Game feat.Hitman”、”Gangsta Blues”、”Critical Decision feat.Tione 800″、グルーヴィー・ファンク “Roll Up That Weed feat.Young Mike”、”Frisco’s My Home feat.Eulisha”、”Ballin Live feat.Broussard”、”Coochie Theme feat.Rick G”、”My Feddies My Reward feat.Eulisha”、”It’s About That Time”、”Feelin Good” あたりが好きです。JJ Boy のアルバムはこの1枚だけなのですが、その後 Hitman のソロ 2nd や Herm のコンピ盤 などにちょこっと参加しています。

【Discography】
・The Miser (1997)

・Hitman : H2O Volume One (1999) >Amazon.co.jp

・Herm : Trying To Survive In The Ghetto 2000 >Amazon.co.jp