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CPUクーラー、冷却性能を重視したいのはもちろんですが、音も気になるところ。

 

そんな“静音”にこだわったCPUクーラーが、オウルテックから発売されました。Silent Cooler「OWL-SC200」は、より静かに冷却能力を強化したいユーザーにおすすめです。税込価格は4280円。

 

「手軽に購入しやすい4000円前後のCPUクーラーのなかで、“最も性能の高い空冷CPUクーラー”をコンセプトとして開発しました。PCに搭載されているCPUは高度に温度管理されており、冷却すればするほど設計上の性能を発揮できます。本品は同価格帯の空冷CPUクーラーのなかで、最も効果が発揮できる製品構成を目指して開発しています」(オウルテック担当者/以下同)

 

6mm×4本のニッケルメッキを施した銅製ヒートパイプをフィン部分に最適な形で分散配置。最多クラスとなる56枚の放熱フィンを搭載し、放熱用の面積を従来モデルよりも拡大、TDP(※)200WまでのCPUに対応します。さらに大型の130mmファンを搭載し、ヒートシンク幅もファンサイズに合わせて130mmとなっており、効率的にクーリングすることが可能です。

※TDP…Thermal Design Powerの略。CPUの発熱量と消費電力の目安

 

さらに、ヒートシンクの厚みを薄くし、メモリと接触しないようコンパクトに設計。高さも159mmと抑えめにしています。アルミベースと4本の銅製ヒートパイプは、CPUに直接接触する新しいDTH(ダイレクトタッチヒートパイプ)方式を採用。表面構造をなめらかにして効率的な熱伝導を実現しています。

 

「恒温装置による他社との比較を行うため、小型の模擬CPU発熱装置を開発。同一条件下でターゲットとした製品より冷えることを確認しています」

 

初心者から上級者まで手に取りやすく、わかりやすさを追及した日本語パッケージ。また、取り付け金具の部品数を少なくし、取り付けのしやすさにこだわりました。付属のグリスは余っても再度利用ができるよう、注射器型の容器に入っているので、保管もラクです。グリスの塗り方動画を視聴できる二次元コードも付いており、取り付け方動画も現在準備中とのこと。このように、初心者でも安心して利用できるような工夫も施されているのが嬉しいですね。