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標本のレプリカの前でくす玉が割られ、「おめでとう!アケボノゾウ」と書かれた垂れ幕が下がった=滋賀県多賀町四手の町立博物館で2021年12月18日午前10時21分、菅健吾撮影
1993年に滋賀県多賀町で発掘された「アケボノゾウ化石多賀標本」が国の天然記念物に指定される見通しとなった。県内では2003年に指定された「伊吹山頂草原植物群落」以来で、ゾウの化石が天然記念物に指定されるのは国内初という。所蔵する同町四手の町立博物館では18日、記念のセレモニーが行われ、町関係者ら約20人が参加し、喜びを分かち合った。天然記念物に滋賀・ゾウ化石国の文化審議会が17日、「アケボノゾウ化石多賀標本」など3件を天然記念物に指定するよう答申した。 全文
毎日新聞 12月21日 10時24分