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 用途別のランキングを見ると、大型開発が一服した2020年度は、庁舎・事務所や商業施設、宿泊施設について売上高を落とした企業が多かった。一方、好調だった用途は、倉庫・物流施設。大手5社だけでなく、準大手・中堅以下の建設会社も売上高・受注高を伸ばしたため、順位の入れ替わりが激しかった。倉庫・物流施設の受注高で9位に入った五洋建設は、庁舎・事務所や文化・教育・研究・スポーツ施設、医療・福祉施設の受注高でもトップ10入りを果たし、存在感を高めた。