米を0.85%まで磨いた零響(れいきょう)は、221日間、精米機を稼働させて醸した酒だ。「自分が飲んでみたかった」と新澤醸造店5代目の新澤巖夫さん。赤字続きで廃業寸前だった実家の蔵から、東京農業大学へ進学し、新聞配達をしながら醸造学を必死に学んだ。24歳で蔵を継ぎ、杜氏になって酒蔵の改革を実行。
目指したのは、食事を引き立たせる究極の食中酒だ。
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