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 感染拡大が止まらないロシアの首都モスクワでは、食料品店などを除くすべての店を営業停止にするなど部分的なロックダウンの導入が発表されました。

記者
 「今回の制限では、例えばこちらの通りにあるようなレストランや美容室、本屋、映画館など、ほぼすべてが営業することができません」

 モスクワでは、今月28日から来月7日まで食料品店や薬局を除く全ての店が営業停止となり、飲食店はテイクアウトや配達のみ認められます。

 ロシアでは21日発表の新たな感染者と死者がともに過去最多を更新。今月30日からの9日間はロシア全土で出勤しないよう求める「非労働日」とされていますが、モスクワの市長は「最悪のシナリオで進んでいる。今後数日で歴史的なピークを迎える」と指摘し、部分的なロックダウンといえる、より厳格な制限の導入を決めたとしています。