パナソニックのパソコン事業には長い歴史がある。パナソニックと富士通が合弁で設立したパナファコムが、日本初の16bitマイコンキット「LKIT-16」を発売したのが1977年。その翌年には、16bitパソコン「C-15」を発売している。さらに、その後は、松下電器(現パナソニック)として、ビジネス向けパソコンの「オペレートシリーズ」や、FMRシリーズと互換性を持った「パナコムMシリーズ」、「PRONOTE」を投入。コンシューマ向けパソコンでは、MSX規格のパソコンのほか、テレビ機能をいち早く搭載したマルチメディアパソコン「WOODYシリーズ」などを商品化していた経緯がある。