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マツダ、米国市場向け新型SUVをロサンゼルスで発表。「CX-50」の新着情報を公開!

マツダは、新型「CX-50」でSUVのラインナップを拡大する。
従来型の「CX-50」は、マツダ初の米国専用SUVであり、「LAオートショー」で発表する理由もそこにある。
サイズ的には、「CX-5」の上位に位置するが、技術的には「マツダ3」や「CX-30」のプラットフォームを採用している。
この新型クロスオーバーSUVは、2022年1月から米国で生産される予定だ。

おそらく、ドイツを含め欧州には上陸しない可能性が高い。
しかし、マツダは「CX-50」の初公開を機に、欧州市場向けに、2つの新しいSUVモデルの情報を公開した。
それによれば、マツダは欧州向けに、2022年に「CX-60」、2023年に「CX-80」(3列シート)の投入を予定している。

獰猛なSUV: ワイドなスカートやルーフラックなど、CX-50はCX-5よりも力強い印象を与える。

CX-50の印象的なオフロードルック

視覚的には「CX-50」は「CX-5」に似ているが、 より頑丈な印象といくつかの特別な機能も備えている。
ラジエターグリルはヘッドライト周りまで伸びており、一部のトリムパーツを除いて、クロームの装飾は見当たらず、「CX-50」は非常に機能的で頑丈な印象を与える。
ボンネットにはマットな装飾箔が貼られている。
マツダの他のSUVとは異なり、樹脂製のホイールアーチは丸みを帯びたものではなく、電気自動車の「MX-30」のように角張ったものになっている。
リアでは、力強い形状のテールライトと、左右にエアアウトレットを配したワイドエプロンが特に印象的だ。
ルーフラックとの組み合わせにより、「CX-50」はユーティリティーとオフロード性能を追求したモデルであることを印象づけている。

マツダらしい整然としたコックピット。インストルメントパネルはクラシックなレイアウトで、わかりやすくまとめられている。

機能的なコックピットと2つのエンジン

「CX-50」のインテリアは、やや背の高いダッシュボードの中央にモニターを搭載し、すっきりとしたデザインになっている。
コックピットの構造は、調和のとれた、非常に機能的な印象を与えており
写真では、丸い計器類(一部デジタルと思われる)、スリムなステアリングホイール、ボタンやダイヤルを備えたクライメートコントロールユニットなどが見て取れる。
現時点で、技術面での情報は明らかに不足していて、「CX-50」には2種類のエンジンが搭載されることだけが発表されている。
どちらも2.5リッターのガソリンエンジンで、ターボチャージャー付きとターボチャージャーなしの2種類がある。
「CX-50」の全輪駆動システムには、新しいドライブモード(Mi-Drive)が採用されるという。
後日、電動化されたモデルも発売される予定だ。

Text: autobild.de
Photo: Mazda