米国防総省は21日、極超音速兵器の実験に失敗したと発表した。極超音速兵器の開発競争で中国とロシアに後れを取った形だ。 発表によると、飛翔(ひしょう)体を極超音速に加速させるブースタースタックと呼ばれるロケットが失敗に終わり、極超音速で滑空する飛翔体の実験を続行できなかった。 実験はアラスカ州コディアックにある太平洋宇宙港で21日に実施した。国防当局はブースターが失敗した原因の究明に乗り出してい…