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近ごろ、1米ドル=114円以上と、2018年以来の米ドル高・円安が続いています。このように急ピッチで進んだ円安について、日本経済にとって悪影響となるのではないかとの見方もあるようですが、マネックス証券・チーフFXコンサルタントの吉田恒氏は、「まだ悪影響があるとは断定できないものの、『行き過ぎた円安』となる可能性はあり、今後アジア経済の悪化等の弊害が表面化することも考えられる」と述べています。今回は吉田氏が、米ドル高・円安の今後の展開について考察していきます。