欧州連合(EU)の地球観測プログラム「コペルニクス大気監視サービス(CAMS)」が21日に公表したデータによると、北半球ではこの夏に各地で相次いだ森林火災の影響で、記録的な量の二酸化炭素が放出された。 大規模な火災は地中海沿岸部や北米、シベリアなどで発生し、この夏の間に27億トン以上の二酸化炭素が放出された。7月と8月には火災による月間の放出量がそれぞれ過去最高を記録。7月の放出の半分以上は北…