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 新型コロナの陰性を証明するために必要なPCR検査。今、この検査にかかる費用が、医師も驚くほど違うと議論を呼んでいます。

 安いと数千円、高いと5万円。なぜ、こんなに違うのでしょうか。

■医師も驚き…17人で76万5000円

 21日、京都の料亭で始まった「ワクチン・検査パッケージ」の実証実験。行動制限の緩和に必要なのは「ワクチンの接種証明」、もしくは「陰性証明」です。

 その陰性証明に必要なPCR検査に関して、あるツイートが話題になっています。

 倉持仁医師のツイッターから:「先ほど患者さんから、これは適切なのですかと聞かれたのですが、17名自費でPCR検査受けたら、一人当たり4万5000円かかったと。総額76万5000円、えーっ、どこのクリニックですか」

 こうツイートしたのは、宇都宮で新型コロナの診療にあたる「インターパーク倉持呼吸器内科」の倉持仁院長です。

 自身のクリニックでは、5500円からPCR検査を行っているため…。

 インターパーク倉持呼吸器内科・倉持仁院長:「やっぱりちょっと、え?って思いましたよね。自分の患者さんですし、長年親しくしている患者さんなので。正直ちょっと、だまされたではないですけど、大変な目に遭ったなと」

 PCR検査を受けるために4万円以上かかる。そんなことが、本当にあるのでしょうか。

 厚生労働省のサイトを見てみると、4万円を超える費用の検査機関が何件もありました。

 さらに、街中でも…。

 20代:「結局2、3万円くらいしました。ちょっと高いかなとも思いますけど。病院に言われてしまったら、仕方ないかなって」

 中国からの留学生(20代):「一人3万円くらいです。留学生とか海外に出張する人に向けて、PCR検査の値段が下がったほうがいいと思います」

(「グッド!モーニング」2021年10月22日放送分より)

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