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コロナワクチン健康被害で 新たに81人の健康被害救済認定

 新型コロナのワクチン接種によって、重篤な副反応が起きた可能性が否定できないとして、厚生労働省は新たに81人への健康被害を認め、医療費などを支給することを決めました。

 新型コロナのワクチン接種では、副反応が原因で障害が残る、あるいは治療が必要になった場合は救済制度の対象となり、医療費などが支給されます。

 厚労省は22日、専門家による審査会を開き、ワクチンを接種した後に強いアレルギー反応=アナフィラキシーなどを起こし、救済の認定を求めている20代から80代の男女あわせて81人について審査をしました。その結果、81人全員について救済の対象とすることを認め、今後、自治体を通じて医療費などを支給することを決めました。

 コロナワクチンを接種した後に健康被害の救済が認められたのは、これまでにあわせて147人になりました。