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 アメリカに本部をおく世界的なシンクタンク、ランド研究所の報告書「なぜ睡眠が重要か(Why Sleep Matters)」によると、睡眠不足によって引き起こされている経済損失が対GDP比でもっとも大きいのは、なんとわれらが日本だそう。その額年間15兆円にのぼるという。経済協力開発機構(OECD)の調査によると、日本人の平均睡眠時間は7時間22分で、これは加盟国33カ国中最下位、全体平均(8時間24分)に比べると1時間以上少ないのだ。日本人はもっと寝ていいし、寝るべきなのだ。