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 エネルギー資源価格の高騰が止まらない。原油価格は1バレル80ドルを突破し、7年ぶりの高値水準で推移している。LNG(液化天然ガス)のスポット価格は、10月初旬に昨年比で10倍を超え、石炭も海外先物市場で年初の3倍近い値を記録した。その結果、全国のレギュラーガソリンの平均価格(1リットルあたり)は160円台に達した。さらに、電気料金も高騰が続き、今年1月の水準と比べると標準的な家庭で1000円以上も値上がりしている。