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静岡県熱海市で発生した土石流被害の現場では、22日も警察がおよそ50人体制で行方不明者を捜索しました。
21日捜索現場で見つかり、死亡が確認された1人について、行方が分からなくなっていた63歳の女性と確認され、今回の土石流では24人が死亡し3人が行方不明となっています。

7月3日に熱海市伊豆山で発生した大規模な土石流被害の現場では発生から50日余りとなるいまも土石流が流れた逢初川やその周辺は高いところで3メートルにもなる大量の土砂に覆われています。

現場では22日も警察がおよそ50人体制で川を上流から下流方向に横一列になって進みながら行方不明者を捜しました。

県は捜索現場で21日見つかりその後、死亡が確認された1人について、22日午後、松本光代さん(63)と確認されたと発表しました。

松本さんは県が発表した行方不明者に含まれていたことから、行方不明者の数は1人減って3人になり犠牲者はあわせて24人となっています。

警察は来月で発生から2か月になるのを前に早期発見に向けて捜索の方法を見直す方針で、静岡県警察本部災害対策課の土橋学課長は「行方不明者を一刻も早くご家族のもとに帰ってもらえるようにしたい」と話していました。