大阪に隣接し、阪神工業地帯の中核的存在として知られる兵庫県尼崎市。略して「アマ」とも呼ばれる下町風情が色濃く残る町中にも、実は農地が点在する。そこでは伝統野菜の復活に取り組み、ブランド化を目指す動きが進む。その一つが「尼(あま)藷(いも)」。尼崎発の焼酎の原料としてよみがえった。伝統野菜再生の歩みからは、土地の歴史が見えてくる。
大阪に隣接し、阪神工業地帯の中核的存在として知られる兵庫県尼崎市。略して「アマ」とも呼ばれる下町風情が色濃く残る町中にも、実は農地が点在する。そこでは伝統野菜の復活に取り組み、ブランド化を目指す動きが進む。その一つが「尼(あま)藷(いも)」。尼崎発の焼酎の原料としてよみがえった。伝統野菜再生の歩みからは、土地の歴史が見えてくる。