こんにちは。eスポーツをはじめよう!編集部です。
この度は、EKSA様より、ワイヤレスゲーミングイヤフォン「EKSA GT1」をご提供いただきましたので、2週間ほど使用した感想をレビューしていきたいと思います!
「EKSA GT1」とは
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EKSA(エクサ)は、香港発のオーディオ機器メーカーであるOneOdio(ワンオーディオ)が展開しているゲーミングオーディオブランドです。
DJやミュージシャンにも使用される高品質なオーディオ製品を開発してきたノウハウと、Bluetooth 5.0や7.1サラウンドサウンドなどの最新技術を駆使したゲーム向けのオーディオ製品をラインナップしています。
そんなEKSAから新たに発売されたワイヤレスゲーミングイヤフォンが「EKSA GT1」です。価格は5,099円と、手に取りやすい価格帯です。
★2022年2月28日までの間であれば、割引コード「MALN5VZ9」を使用することで、4,334円で購入できます!
楽天ショップからも購入できます。
開封の様子
それでは、さっそく開封していきます!
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外箱です。コブラをイメージしてデザインされた製品のカッコよさが伝わってきます。製品写真の部分や文字の部分はつるつるとした材質となっており、細部へのこだわりも感じられます。
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背面には、大まかなスペックや連絡先などが書かれています。こちらも、製品写真の部分がつるつるとしています。
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側面部分もパープルで、文字の色やフォントもサイバーな雰囲気です。全体的に、箱の時点から製品のクールなイメージが伝わってきます。
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スライドして中身を引き出すと、このような箱が現れます。そこそこ厚手の箱です。
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開封すると、製品が顔をのぞかせます。破けてしまっていた点に少し拍子抜けしてしまいましたが、指輪ケースを開くときのようなワクワク感のある箱になっている点は良いですね。
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内容物です。GT1本体、説明書、充電用USB Type-Cケーブル、イヤーピース3種(うち1種は最初からイヤフォンに搭載)です。
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ケースはプラスチック製で軽量です。材質的に高級感はありませんが、コブラのような形がカッコイイですね!
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背面には、充電用のUSB Type-Cのポートがあります。個人的に、Type-Cなのは嬉しいポイントです。
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フタを開けるとこのようにイヤフォンが収まっています。イヤフォン自体もコブラのようなデザインです。
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取り出してみました。コブラの顔っぽい部分をタッチすると、各種操作が可能です。また、内側にはマイクも搭載されています。
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さらに、イヤフォンおよびケースは青色に光ります!光ると、コブラというよりはエイリアンのような印象にもなり、ゲーミングデバイスらしいクールさがあります。
接続方法
開封したので、さっそく機器に接続してみます。今回は、Nintendo SwitchとiPhoneに接続してゲームをプレイしてみました。
接続方法は簡単で、初回ペアリング時は充電済みのイヤフォンをケースから取り出すと、自動的にペアリングモードになります。音声アシスタントもついており、この際には「Paring」という音声が流れます。
ペアリングモードになると、SwitchやiPhone側にも「EKSA GT1」というデバイスが表示されるので、選択することで接続できます。
このような感じで、簡単に接続できました。一度繋いでしまえば、ケースからイヤフォンを取り出すと自動的にペアリングした機器に接続されます。
ただし、たとえばSwitchにデバイス登録してからiPhoneにもデバイス登録をしようとすると、iPhoneではなぜか片耳ずつ登録されるという謎の現象が起きました。この問題は、Switchから一旦デバイスを削除することで解消されました。
結論として、別の機器と繋ぎたい場合は、前の機器から一旦デバイス登録を削除し、常にデバイス登録している機器を1つにしておくことをおすすめします。
装着感
続いて、装着感の感想です。筆者の場合は、最初から搭載されていたMサイズのイヤーピースでフィットしました。
ノイズキャンセリング機能はついていないものの、すぐ近くでしゃべっている人の声すら聞こえにくくなるほど、結構な密閉感があると感じました。十分に音に集中できるので、装着感は良いと思います!
操作性
続いて、操作性の感想です。
コブラの顔っぽい部分をタッチすることで、楽曲の切り替えや、ゲームモードと音楽モードの切り替え、音楽の再生・停止などがコントロールできます。
これらの操作は問題なくできるのですが、やや改善の余地を感じました。
たとえば、音楽の再生・停止が「1回タップ」であるため、純粋にイヤフォンの位置を調節するために触った際に1回タップと判定され、意図しない音楽の再生・停止が発生することが多々ありました。
また、ゲームモードと音楽モードの切り替えは「2秒間押し続ける」という条件なのですが、個人的な体感としては2秒以上かかる気がしました。加えて、この切り替え時には「Game Mode」「Music Mode」という音声アシスタントの声が流れるのですが、音楽を聴いている音量よりも大きな音量で流れるため、毎度少しびっくりしてしまいました。
あくまで個人の感想ですが、このあたりのわずかな違和感なしにスムーズに操作できると良いと思いました。
ゲームでの使用感
続いて、ゲームでの使用感や音についての感想を述べます。
遅延感について
このイヤフォンの大きなアピールポイントは、ゲームモードに設定すると38msの超低遅延が実現できるという点です。ワイヤレスの欠点である遅延をカバーできるということですね。
そこで、遅延のなさを明確に体感できるよう、音ゲー(iPhone版の『太鼓の達人プラス』)をプレイし比べてみました。同じ曲・同じ難易度での比較です。
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まず、遅延のない有線イヤフォンでの結果です。フルコンボを達成でき、135打中125打はベストタイミングで叩くことが出来ました。
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続いて、GT1のゲームモードでの結果です。有線イヤフォンと比べて、プレイ時のスムーズさの点で少しだけ劣る感じはしましたが、有線イヤフォンでプレイしたときとほとんど変わらないスコアとなりました。
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最後に、GT1の音楽モードでの結果です。ゲームモード時と比べて、音楽と映像がまったくリンクしておらず、スコアが半分以下というこっぴどい結果になりました。
このことから分かるように、超低遅延のゲームモードでは、実際に有線イヤフォンと大差ない感覚でプレイできると感じました!なお、他のゲームにおいても、ゲームモードでは音とアクションが連動した気持ちの良いプレイができました。
音について
音に関しても感想を述べます。ゲーミングイヤフォンに特に期待するのは、「音が鳴っている位置が把握しやすいかどうか」「迫力感が楽しめるか」だと思いますので、FPSゲームである『Apex Legends』をプレイしてみました。
まず位置の把握については、頭の奥というよりは耳のすぐそばで鳴っているような感覚があり、音が鳴っている方向も非常に分かりやすかったです!2万円程度の音楽用イヤフォンと比較しても、位置の分かりやすさの点では、GT1のほうが優れていると感じました。
また、銃声音、足音、アナウンス音声など、様々な音を明確に聞き取ることができ、轟音系の残響感もしっかりと聞けるので、迫力のあるサウンドでプレイできました。
正直、MOBAゲーム『ポケモンユナイト』などをプレイしたときには、ゲーミングイヤフォンとしての価値が分からなかったのですが、FPSゲームをプレイするときに価値が発揮されるイヤフォンなのだと思いました。
最後に、音楽視聴という観点での感想も述べておきます。
鳴り方の色付けがされていない自前のモニターヘッドフォン(BeyerdynamicのDT250)とイコライザーを使用して、EKSA GT1の鳴り方の雰囲気を再現してみました。
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この図は多くの人にとって意味が分からないと思いますので文章で感想をまとめますと、
- 50~100Hzあたりの低音が良く出ている。もっこりとした鳴り方をする。
- かといってドンシャリではなく、高音(特に10kHz以上)はかなりカットされている印象を抱く。
- 音楽視聴のシチュエーションでは、低音がよく出ている鳴り方が好きな人には良いかもしれない。ただし、空間の広がりのようなものを感じにくく、ボーカルやシンセなど高めの音色に物足りなさがある。
といった印象に感じられました。個人的には、このイヤフォンはやっぱりゲーム(特にFPS)で使いたいかな~と思います!
まとめ
以上で、EKSA GT1のレビューを終わります。
EKSA GT1は、ゲーミングらしいカッコいいデザインで、ワイヤレスでありながら有線並みの低遅延でプレイ可能、さらにFPSのようなゲームでは位置が把握しやすく迫力あるサウンドでプレイできる、そんなワイヤレスイヤフォンであると感じました。
デザインと価格を考慮すると、特にFPSプレイヤーの方には、買ってみる価値のあるイヤフォンだと思います!
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★EKSAの公式サイトもぜひご覧ください!:https://ja.eksa.net/
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