バニッシュ・スタンダードは12月21日、ワールドが運営する公式ECサイトにおいて、スタッフDXのアプリケーションサービス「STAFF START(スタッフスタート)」の提供を開始したと発表した。 「アンタイトル」「インディヴィ」「オペーク ドット クリップ」「ザ ショップ ティーケー」「シューラルー」など35ブランド、全国およそ1500店舗で導入し、順次拡大予定となっている。 <「STAFF START」をECの35ブランドに導入> 「STAFF START」は、専用アプリを通じて、自社ECサイトやSNSなどで、店舗スタッフのオンライン接客を可能にするStaff Techサービス。スタッフ1人ひとりの投稿コンテンツを経由し、どのくらいEC売上やPVが発生したか成果が可視化されるので、本部はそれらの実績を、店舗やスタッフ個人の評価に役立てることができる。 <店舗に所属するスタッフをDX化> 今回ワールドは、「STAFF START」が提供する「コーディネート投稿機能」「QRメモ機能」の2つのオンライン接客機能を導入した。 「コーディネート投稿機能」は、店舗スタッフが撮影したコーディネート写真に商品情報をひもづけ、ブランドの自社ECサイトやSNSなどに投稿するもの。 「QRメモ機能」は、店頭で接客する店舗スタッフが買い回り中の顧客に対し、検討している商品のECサイト上の情報をQRコードで共有することができる機能となっている。 ワールドは複数ブランドを有しており、ブランドごとにターゲット年齢層が異なる。ワールドのブランドを横断して商品を見ることができる公式ECサイトでは、「STAFF START」を利用しアパレル業界で定番の店舗スタッフの「身長」だけでなく、「年代」でも絞り込み可能となっている。 顧客が自身の年代に近い店舗スタッフのコーディネートを参考にすることで、これまで利用機会がなかった新たなブランド商品との出会い創出を目指す。 ■STAFF START導入に関する問い合わせ 担当:薄井・野澤
The post ワールド/公式EC35ブランドでスタッフDX「STAFF START」導入 first appeared on 流通ニュース.