むしろ個人的な信条(義侠心)で投稿していた方向の事実では?
共産党「Dappi運営企業社長は自民党本部事務総長の元宿仁の親戚」
有田さん!
『しんぶん赤旗日曜版』次号に、「Dappi」衝撃の新事実が掲載されます。
「Dappi」運営企業の社長は、自民党本部事務総長の親戚でした! https://t.co/rY649Xn2gP pic.twitter.com/LeJElPrltI— 小池 晃(日本共産党) (@koike_akira) 2021年10月20日
共産党が「Dappi投稿時の回線契約法人社長は自民党本部事務総長の元宿仁の親戚」と書いていますが、現時点では厳密には「Dappi投稿時の回線を契約していた法人が株式会社ワンズクエスト」ということしかわかっていません。
小林幸太社長の株式会社ワンズクエスト=Dappi疑惑の問題点
TwitterのDappiは自民党から工作依頼?BuzzfeedのIT法人ワンズクエストへの疑惑は正しいのか – 事実を整える
小林幸太社長が運営する株式会社ワンズクエストが自民党から対価を得てDappiの投稿を請け負っていた?という疑惑をかける段階には無い、という問題点を指摘。
現時点では
- 会社の回線を勝手に使った個人の「単独犯」(個人的な信条に合った発信をしていただけ)
- 会社として運用していたが自民党から当該発信に対する対価は無かった(上役の信条に合った発信が為されていただけ)
いずれの可能性もある。
なぜなら自民党議員であっても「弱腰」と批判することもあったし、立憲民主党の松原仁議員や日本維新の会の足立康史議員を賞賛する投稿もあったので。対価を得て投稿していたとするなら、あまりにも貧弱な発信(営業日1日あたり5ツイート)。
で、①の可能性を伺わせる主張を会社側がしていたということは、なぜか朝日新聞でのみ報道されている。
「Dappiのツイートは名誉毀損」立憲議員がウェブ関連会社提訴
>発信者情報の開示を求める訴訟でプロバイダー側が提出した書面では「投稿者代理人」の弁護士名で「情報は契約者ではなく、投稿者が発信した」とし、回線契約者と投稿者が異なることを示唆
あーあ、やはり… https://t.co/1wKDwOgGaE
— Nathan(ねーさん) (@Nathankirinoha) 2021年10月19日
例の政治系アカウントについては、発信者(この場合は会社と思われます)の代理人から、契約者と投稿者が違うとの回答があったそうで、それなのにあんな晒し方したらだめでしょう。当該アカウントの管理者が会社の回線を使って一個人として投稿した可能性がありますから。
— 弁護士 小沢一仁 (@ozawakazuhito) 2021年10月22日
「自民党重役の親戚が運営している企業だから対価を受け取っていた」?
共産党は「自民党重役の親戚が運営している企業だから対価を受け取っていた」というストーリーを仄めかしていますが、これって逆の事実関係を推認する事情でしょう。
ワンズクエストがりそな銀行衆院支店を取引先にしていたという情報が報道されていますが、この関係なら自然なことになります。
- 「個人的な信条(義侠心)で投稿していた」というストーリー
- 「自民党から対価を受けて発信していた」というストーリー
まったくの第三者である場合と、自民党と近しい立場の者の場合と、どっちがあり得るだろうか?前者よりは後者の方が①の動機を持つ可能性は高いという評価になりますよね。
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