Disc3は「MUSIC / 清竜人」です。
ご存知の方は飛ばしてもいいと思いますが、まず動画を見ましょう。
ほっちゃ…声優の堀江由衣さんが2011/2/2に発売したシングル「インモラリスト」
この表題曲の作詞・作曲に「清竜人」の文字があり
この時は「へえ、すごい!こんな曲も作れるんだ!!」としか思っていなかったのです。
今年、2012年2月19日にさいたまスーパーアリーナで行われた「EMI ROCKS 2012」
記憶が確かならその直前に4th Album「MUSIC」の情報はキャッチしていたものの、その時点では確かリリース日とアルバムタイトルしか情報がなかったと思います。
なので、上記イベントでは新曲をやるんだろうなあ、初披露になるのかな、嬉しいな、なんて思っていました。
そして本番
幕が上がる。
ステージには6つの机。小学校で使うようなそれ。
ざわめくオーディエンス。
始まり。
「え?」
オーディエンスの何人かが言う。
この日のセットリストは全て新曲。
3曲。
※「MUSIC」の初回限定版を買うと、この時のライブDVDが付いてきます。
終わり。
ざわめきが止まらない。
自分は「え?何これ、終わったの?」という感じだったし、ファンだと思われる周りの人は呆然とした、失礼ながら間抜けな面をしていた。
…ROCK?え?ミュージカルじゃないか!!
アルバムがリリースされてみれば、Tr.2に「インモラリスト」のセルフカバーも収録されており、
ということは
『「インモラリスト」は前フリだったのかもしれない。』
などと思いました。(意図的に振ったわけでもないのでしょうが)
余談ではありますが、10曲中5曲に宮城県出身の声優、佐藤聡美さんが参加しています。
これだけで聴いてみたくなる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
いるよね?
全体的に、ぶっ飛んだ曲、ただ楽しい曲が全てというわけではなく、今までの清竜人さんの要素もTr.5「雨」などから垣間見ることができると思います。
楽曲的な面で見ると、やはり明らかな変化があるのだけど、心のゼロ距離まで迫ってくるような歌詞と旋律。
因みに自分はこの曲が一番好きです。
ファン的には賛否両論だった印象がするこのアルバム。
この世界観を表現するにはこのスタイルがベストだ!と思って作ったのだと自分では解釈しています。
もしかして清竜人さんの中にはまだ他にも、僕らが思いつかないようなアウトプットの方法が今も渦巻いて、息づいているのかもしれないと思うと、自分はワクワクするのだけれど。
最後に、これまでのスタイルを破壊するようなこの音源のリリースにOKを出してくれた方など、関係した方に感謝したいと思います。
超おもしろかったです。
[出典]
マイナビニュース:堀江由衣、NEWシングル「インモラリスト」を2/2発売! 作詞作曲は清 竜人
http://news.mynavi.jp/news/2010/11/26/093/index.html