スピードスケート、ワールドカップ第2戦の女子1500メートルで高木美帆選手が1分55秒67のタイムで優勝しました。高木選手はこの種目で今シーズンワールドカップ2連勝です。
ノルウェーで開かれたスピードスケートのワールドカップ第2戦は21日、大会最終日のレースが行われ、高木選手は自身が世界記録を持つ女子1500メートルに出場しました。
レース序盤からスピードに乗った高木選手は700メートルの通過で全体トップに立つと、最後までリズムよく滑りきり1分55秒67のタイムで優勝しました。
高木選手は、ワールドカップ初戦に続き2連勝です。
日本勢では佐藤綾乃選手が1分56秒51で3位に入りワールドカップのこの種目で初めて表彰台に上がりました。
このほか、大会最終日に行われたレースでは女子500メートルでピョンチャンオリンピック、金メダリストの小平奈緒選手が今シーズン初優勝を果たしました。
37秒52をマークした小平選手はこの種目で今シーズン3連勝中だったアメリカのエリン・ジャクソン選手を0秒15差でかわしました。
さらに、男子500メートルでは日本記録保持者の新濱立也選手が34秒57でフィニッシュし、今シーズン2回目の優勝を果たしました。
小平奈緒選手「ここがスタート」
女子500メートルで今シーズン初優勝した小平奈緒選手は「久しぶりに100メートルの通過タイムで10秒台前半でくることができたので、その分いいタイムにつながったと思うし、1段階ステップアップできたレースだった。思ったよりも早くトップに戻って来られた感覚があるので、ここがスタートだと思ってまた自分の強さを表現して行けたらと思う」と話していました。