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 水球の日本選手権で両チーム優勝となった女子決勝を巡り、勝利を取り消された秀明大クは22日、日本水連にスポーツ仲裁裁判所での審理に同意するよう改めて要請した。公開質問状で、同点だった際に行うペナルティーシュート(PS)戦を実施しなかった理由の説明も求めた。

 10月31日の決勝は、終了の合図と同時に秀明大クが得点して13―12となり、優勝チームとして表彰も受けた。敗れたNSSUクから試合後に抗議があり、残り10秒から再開した際、時計が約3秒間停止していたことが判明。日本水連は決勝点を取り消し、確認に時間を要したことなどからPS戦を行わず、両チーム優勝とした。