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10月22日、米Appleはデベロッパーページを更新し、App Storeにアプリ内イベントの紹介機能を提供すると発表した。

アプリ内イベントを強調する機能が今秋リリース

この機能は、iOS・iPadOSにおけるApp Storeにおいて、各アプリのイベントが画像、ビデオ、イベント名、簡単な説明などを含むイベントカードとして、App Storeの各所に表示されるというもの。

カードをタップするとイベント詳細ページが開き、イベントの詳しい説明や、参加するためにApp内課金やサブスクリプションが必要かどうかなど、イベントの詳細や魅力が紹介される。

このページから、イベントをメッセージアプリやソーシャルメディアでほかユーザーに共有することもできる。また、ユーザーはイベントカードやイベントの詳細ページから、イベント開始時に通知を受け取るよう設定することもできるという。

アプリやゲームをまだインストールしていないユーザーは、アプリ内イベントのカードやイベント詳細ページから、直接アプリをダウンロードできる。ダウンロード後に「開く」をタップすると、アプリやゲーム内のイベントに関係するエリアに直接誘導されるという。

アプリ内イベントは、プロダクトページ上に表示されるほか、検索結果やToday、ゲーム、Appタブの、エディターのおすすめやパーソナライズされたおすすめにも表示される。App内イベントの開催を広く告知し、参加を促すため、Eメール、広告、ソーシャルメディアなどを使ってプロモーションすることが可能だ。

Appleはこれらの機能を利用することで、新規ユーザーの獲得や既存ユーザーへの情報提供、さらには以前のユーザーの再エンゲージメントなどを通して、ユーザーの拡大につながるとしている。

アプリ内イベントは、App Store Connectで設定・管理することが可能。イベントを設定するには、イベントのメタデータを入力し、地域別の配信可否を選択し、詳細情報を追加。App Store Connectでは、イベントを新しいバージョンのアプリとは別に審査に提出でき、一度に最大10件まで承認済みのイベントを登録できるという。なお、App Storeで一度に公開できるイベントは最大5件までとなっている。詳細は、Appleのデベロッパーページをご覧いただきたい。

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