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 床版の増し厚補強では、コンクリートの厚さを最小限に抑えるのが経済的だ。栃木県の乳ノ木橋では、縦方向と横方向の鉄筋を一体化したプレハブ鉄筋を使って、増し厚の断面を従来工法と比べて約3割薄くした。再劣化を防いで長寿命化を図るため、接着剤や補修材を組み合わせた。