新型コロナウイルスの感染が再拡大しているオーストリアでは22日、全土でのロックダウンが始まりました。
22日、オーストリアでは全土でのロックダウンが始まり、首都ウィーンでも人の姿はまばらです。生活必需品の買い物や通勤・通学などを除く不要不急の外出が制限され、飲食店など多くの店が閉まっています。
違反者には最高で1450ユーロ、日本円でおよそ18万7000円の罰金が科されます。期間は、まず10日間とされていますが、状況次第で延長するかどうかが判断されます。
オーストリアでは今月に入り、1日の感染者数が過去最多となる1万6000人を超えるなど感染再拡大が深刻で、シャレンベルク首相は、来年2月からワクチン接種を義務化する方針も明らかにしています。