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 アメリカ軍は音速の5倍以上で飛行し迎撃が難しいとされる「極超音速兵器」の実験を相次いで行いました。

 アメリカ海軍は20日、バージニア州で3発のロケットを打ち上げ、高度な極超音速技術の実証実験に成功したと発表しました。実験は「極超音速ミサイルの開発に向けた重要なステップ」と強調、2020年代の半ばまでに実戦配備を目指すとしています。一方、国防総省によると、21日にアラスカ州で行った実験は失敗しました。

 極超音速兵器は中国やロシアも開発を急いでいて、イギリスメディアによると、中国は8月に核弾頭を搭載できる極超音速ミサイルの発射実験を行っています。