もっと詳しく

 カジノを含むIR=統合型リゾート施設の誘致の是非などが大きな争点として注目された横浜市長選挙は、立憲民主党推薦の山中氏が、菅総理が支援する小此木氏に18万票を超す大差をつけ、当選を果たしました。

山中竹春氏(48)
 「市民1人1人と向き合いながら素晴らしい横浜市を作ってまいります。コロナ対策・カジノIR誘致の撤回、これらを市民の皆様にお約束し、評価していただいた」

 過去最多の8人が立候補する乱戦の横浜市長選を制したのは、元横浜市立大学教授の山中竹春氏(48)です。山中氏は、立憲民主党が推薦したほか共産党などが支援し、選挙戦ではコロナ対策やカジノを含むIR=統合型リゾート施設の誘致反対などを訴えて、得票総数のおよそ3分の1にあたる50万6000票余りを獲得し、菅総理が支援した前国家公安委員長の小此木氏に18万票を超す大差をつけ、当選を果たしました。また、投票率は49.05%で、前回を11.84ポイント上回り、平成以降で2番目に高い数字となりました。