医学が進歩し、新薬が次々と開発されているにも関わらず、がんや糖尿病、心筋梗塞や脳梗塞といった慢性疾患は増加の一途を辿っています。現代人の死因の多くを占める慢性疾患を改善させるには、どうすればよいのでしょうか。小西統合医療内科院長・小西康弘医師は、慢性疾患に対処するには「機能性医学」に基づく治療法が必要であると指摘します。新連載「自己治癒力を高めるための機能性医学」、第1回目は機能性医学は現在の医療に何を提起することができるのか?ということについて考えていきたいと思います。※本連載は、小西統合医療内科院長・小西康弘医師による書下ろしです。