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アフガン空港脱出の混乱で20人死亡、米軍機は撃墜警戒で急降下着陸

 アフガニスタンではイスラム主義組織タリバンによる実権掌握を受け空港周辺では混乱が続いていて、これまでに少なくとも20人が死亡したことが分かりました。

 タリバンが事実上アフガニスタンのほぼ全土を掌握し統治を強めるなか、空港には依然として迫害を恐れた多くの人が集まっています。

 アメリカCNNなどによりますと、タリバンは検問所を設け、空港に向う市民を妨害。群衆に威嚇発砲するなど、緊張が続いています。ロイター通信によりますと、タリバンがカブールを掌握して以降、空港やその周辺で発生した混乱でこれまでに少なくとも20人が死亡しました。

 こうしたなか、イギリスのジョンソン首相は、アフガニスタン情勢について話し合うため24日にG7=主要7か国の首脳会議を開催することを明らかにしました。