【異例】山手線内回り一部あす終電まで終日運休 52時間の工事 JR発足後最長
JR山手線内回りは、渋谷駅の線路切り替え工事のため、きょうの始発からあすの終電までのまる2日間、内回りは池袋-大崎間のすべての列車を運休するほか、外回りも本数を減らして運転します。
内回りの池袋-大崎間では、きょう午前1時ごろから25日月曜日の始発まで、52時間にわたる工事が行われます。線路切り替え工事による山手線の運転見合わせでは、JR東日本の発足後、過去最長となり、JR東日本はおよそ54万人に影響がでるとしています。
この工事は、現在、別々になっている山手線渋谷駅の内回りと外回りのホームをひとつにする計画の一環で、今回は、内回りのホームの幅を最大でおよそ5メートル広げ、それに伴い線路も移動させる工事が行われます。
JR東日本では、池袋-大崎間を並行して走る埼京線や湘南新宿ラインなどでも混雑が予想されるとして、振替輸送を行う東京メトロなどの利用を呼びかけています。