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過去記事でも取り上げたようにマルウェア「Emotet」は、欧米8か国の合同捜査チームに一度制圧され活動を停止した。4月26日以降は国内での感染はほとんど観測されていなかった。ところが情報処理推進機構(IPA)の16日に発表によると、14日ごろからマルウェア「Emotet」の攻撃活動再開の兆候がみられるという(IPAINTERNET WatchJPCERT/CC 分析センターTwitterBOMさんのツイート)。

それによるとEmotetへの感染を狙う攻撃メールが複数着信。IPAで攻撃メールに添付されていたWordおよびExcelファイルを入手して解析したところ、悪意のあるマクロが仕組まれていたとしている。IPAでは信用のおけないメールの添付ファイルは開かない、編集を有効にする、コンテンツの有効化というボタンはクリックしないよう注意するよう促している。

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