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 衆議院選挙は、公示後初めての週末を迎えました。。新型コロナ対策や経済の回復などを訴える与党に対し、野党各党は、「この選挙は政権を選択する選挙だ」と主張、それぞれ党首クラスが街頭へ出て、有権者に支持を訴えました。

自民党 岸田文雄総裁
 「コロナ対応・経済・外交安全保障、皆さんに約束をさせていただきます。皆さん1人1人の声、しっかりと丁寧に聞かせていただきます。対話を積み重ねながら、丁寧で寛容な政治をしっかり進めていきたいと思っています」

公明党 山口那津男代表
 「公明党は小さな声を受けとめて政策を実現してきた。そういう誇りがあります。これからもこの連立政権に、公明党がいることが大切であります。どうか皆さん、勝たせてください」

 一方、各地で共闘を進める野党は、「国民の生活を変えるには政権を変えるしかない」と主張します。

立憲民主党 枝野幸男代表
 「豊かさが1か所に偏ってしまっているから、この偏りを分かち合い、支え合う社会にすれば、みんなが豊かさを実感できる。そんな社会が今ならば日本はできる。ギリギリのところに立っていると思います。ぜひ皆さん、一緒に変えよう。変えようではありませんか」

共産党 志位和夫委員長
 「野党は、自公政治に代わる新しい政治の姿をしっかりお示ししました。ですから私、訴えたい。あなたの一票で政治は変えられます。あなたの一票で政権も変えられます」

日本維新の会 松井一郎代表
 「これからやりますという公約は誰でも言える。でも言ったことをまずは守っているかどうか、これだけでも僕は自民党や立憲民主党には十分ね、我々の方がましだと思っています。実際やってきましたから」

国民民主党 玉木雄一郎代表
 「単なる批判だけでは国民の期待に応えられない。知恵を絞り、政策を磨き、少しでも皆さんの暮らしが、生活が良くなるように提案をし続ける。それが私達国民民主党の生き方なんです」

れいわ新選組 山本太郎代表
 「一部の者だけに利益を還元することしか考えない政治がそのトップを占めれば、その国に生きる人たちは草刈り場にされてしまう。その状況が今の日本ですよ。コロナで困ってんじゃない、コロナが来る前から大変な状況だったんですよ」

社民党 福島みずほ党首
 「社民党はずっと格差是正・貧困の根絶・公平な税制の実現、分配・富の再配分・雇用の立て直し、それを言ってきました。今こそ社民党、今こそ公助の出番です」

NHK党 立花孝志党首
 「衆議院選挙に勝ってNHKをぶっ壊す。他の政治家の方に理解してもらうためには、我々このNHK党が今回の選挙である程度の票いただく以外にやはりないと思っています」

 各党党首は激戦といわれる地域を中心に全国を回り、31日の投票日ぎりぎりまで支持を訴え続けます。