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政治について話そう!若者の投票率上げるには、皆川キャスター取材

 若者の投票率の低下や政治離れが指摘される中、その投票率を上げようと活動する学生たちがいます。その取り組みに注目しました。

 若者と政治の距離を近づけることを目標に2008年にできた学生団体「ivote(アイヴォート)」。20代の投票率が低い水準のまま推移する中、その投票率を上げることで若者の意見を政治に届けたいと言います。

ivote 青山学院大学 国際政治経済学部 山田海斗さん
「例えば、署名とかデモとかあるんですけど、そういうのは難易度が高くなってしまう。投票っていう活動が一番自分たちの意見を届ける一番簡単な方法」

皆川玲奈キャスター
「投票率が上がらない理由ってなんだと思いますか」

ivote 東京大学 文科一類 丹羽智大さん
「周りの人と政治のことや社会の問題について話しづらいと、どうしても社会問題を発見することもできない」

ivoteでは、各党の公約集を読み解き、争点を分かりやすくまとめ、発信するなど様々な試みを続けています。

皆川玲奈キャスター
「投票の先。どんなことが待っているか。そういうことは伝えていますか」

ivote 青山学院大学 国際政治経済学部 山田海斗さん
「例えば選択的夫婦別姓の問題であれば、今、自分は困っていなくても、将来的には困るかもしれないし、もしかしたらすぐ隣の人が困っているかもしれない。そういうふうに考えるとやっぱり投票に行った方がいいかなと思っています」

ivote 東京大学 文科一類 丹羽智大さん
「投票に少なくとも行くことによって、将来的に常に社会が変わることができるという可能性をエネルギーとして蓄え続けることができるんじゃないのかな。“自分がここにいるんだよ”っていう自分の声を聞いてもらうための“手段”として一票を使ってもらいたいですね」