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 23日正午頃、前橋市柏倉町の林道で、群馬県警本部の
千代延(ちよのぶ)晃平(こうへい)
本部長(50)の乗用車が、治山工事の休憩中に道路左脇で座っていたとみられる同市の作業員男性(30)をはねた。男性は腕や脚を打撲する軽傷。千代延本部長にけがはなく、自ら110番した。

 県警の発表では、現場の林道(幅4・9メートル)は赤城山麓の緩い右カーブ。千代延本部長はランニングへ向かう途中で、170メートル先の公園駐車場に車を止めようとしていたという。県警が事故原因を調べている。

 秋の全国交通安全運動期間中で、千代延本部長は「被害者の方にお見舞いとおわびを申し上げる。県民の皆さまに大変申し訳ない」とのコメントを出した。