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イギリスに住むKautilya Katariyaさんは2021年、6歳346日で、最年少のPythonプログラマーとしてギネス世界記録に認定された。Katariyaさんは、COVID-19の拡大に伴う休校期間中に、本やオンライン学習でコンピュータプログラミングとPython言語を学び、2020年11月にIBMからPythonとAIに関する5つの認定を受けている。

現在7歳になったKatariyaさんは、Pythonをマスターし、作ったプログラムは数百に及ぶ。Javascript、HTML5、CSS3も勉強し、IBM Watsonを使ったAIプロジェクトにも取り組んでいる。一方、パズルや水泳、折り紙、読書が好きといった様に年相応の側面も見せる。もともとコンピューターやAIに興味があったため、COVID-19によるロックダウンと休校をきっかけに、自宅で本格的にプログラミングを学ぶようになったという。

海外メディアのインタビューに応じたKatariyaさんは、本や動画でかっこいいと思ったものはすべてプログラマーが実行しているか、プログラミングを使って作られていることに惹きつけられたと話す。たくさん質問するKatariyaさんに対して両親は、最初は基本的なコンピューター、科学、技術の本、休校時にはノートPCを用意し、テクノロジーやAIの世界を探求する手助けをしてくれたという。

プログラミングを始めたい子どもたちへのアドバイスとして、まずは初心者向けの読みやすい本と、ブロックプログラミングから入るのがいいというKatariyaさん。おすすめのプラットフォームとして、MITのScratchを挙げている。パズルが好きなKatariyaさんにとって、プログラミングはパズルを解くのに似ているということで、そう考えればコーディングはそれほど難しくないし、楽しく始められるかもしれないと語っている。

Katariyaさんは、IBMの「Developer Skills Network」を利用して、「Foundations of AI」「Python for Data Science」などを修了した。Katariyaさんのメンターとなったのは、高校生ながら、AIの専門家としてIBMで週20時間働くTanmay Bakshiさんだ。Bakshiさん自身も5歳からコーディングを始め、さまざまなアプリを開発し、「TED Talk」のプレゼン経験もある。

Katariyaさんは、「IBM AI professional」のほかに「Microsoft Technology Associate」にも認定されている。「いつの日か、病気の時は医者に、話したいときは友達に、移動したいときはロボカーやロケットに、といったように、何でもできるAIプログラムを作りたい」と語っている。

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